事業環境

当社グループの主要なマーケットであるニュージーランド・オーストラリアについてご紹介いたします。

基礎情報

[ニュージーランド]

ニュージーランド基礎情報
ニュージーランドは南半球に位置する、イギリス連邦加盟の二つの主要な島と多くの小さな島からなる、立憲君主制国家です。

首都は北島(ノースアイランド)にあるウェリントン、最大都市は同じく北島にあるオークランドです。
  • 面積
    275,340km2(日本の約4分の3)
  • 首都
    ウェリントン(約54.2万人)
  • 最大都市
    オークランド(約171.7万人)
  • 人口
    512.7万人
  • 人口密度
    18.621人/km2 (日本は332.111人/km2
  • 主要産業
    農畜産業、観光産業

※出典 Statistics New Zealand(2021年度調査)

[オーストラリア]

オーストラリア基礎情報
オーストラリアは、イギリス連邦加盟国家の世界で6番目に大きな大陸を誇る民主国家です。

主要都市はキャンベラ、シドニー、メルボルン等で、大陸東側に位置しています。
  • 面積
    7,692,024km2
  • 首都
    キャンベラ(約45万人)
  • 最大都市
    シドニー(約526万人)
  • 人口
    2,597.8万人
  • 人口密度
    3人/km2
  • 主要産業
    畜産業、鉱業

※出典 Australian Bureau of Statistics(2021年調査)

ニュージーランド・オーストラリアの事業環境情報
経済

両国経済は、2020年に世界的なコロナ禍で一時低迷しましたが、近年は安定した成長を続けており、日本より高い経済成長率を示しています。
2022年は世界的物価高に対応するインフレ抑制策としての利上げに起因して一時的な市場の冷え込みが起きました。

実質GDP成長率(%)

  • 2018
  • 2019
  • 2020
  • 2021
  • 2022
ニュージーランド
  • 3.43
  • 2.87
  • -2.08
  • 5.56
  • 2.34
オーストラリア
  • 2.78
  • 1.98
  • -2.14
  • 4.91
  • 3.75
日本(参考)
  • 0.64
  • -0.36
  • -4.62
  • 1.66
  • 1.75

出典 IMF(World Economic Outlook Databases 2022年10月版)

自動車産業

自動車産業
両国に進出していた海外自動車メーカーは、ニュージーランドでは1998年に、オーストラリアでは2017年に、各々の国内生産を停止しました。

そのため、両国において生活必需品の自動車は、新車・中古自動車共に、新規登録のほぼ全てを輸入に頼っています。

自動車市場

自動車市場 ※出典 Source New Zealand Customs Motor Vehicle Statistics
両国ともに英連邦のメンバーであり、自動車は左側通行・右ハンドルであることから、欧米諸国の生産車に比較して、日本車の親和性が高い市場です。

結果として、両国ともに日本から輸入される自動車(新車及び中古自動車)の比率は高く、ニュージーランドで概ね60%前後、オーストラリアで概ね40%で推移しています。
またNZでの輸入自動車の総量は約25万台で推移しており、内中古自動車の占める割合は概ね40%です。
オーストラリアでの輸入自動車総量は概ね120万台で推移しており、内中古自動車の占める割合は概ね2%未満です。
オプティマス早わかり

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